君よ憤怒の河を渡れ

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zoom RSS 06 全英テニス女子決勝 エナンVSモレスモ

<<   作成日時 : 2006/07/10 03:04   >>

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 06全豪の優勝者モレスモと全仏優勝者エナンの決勝はフルセットの熱戦となった。第1セットは第1ゲームのサービスを落としたモレスモがなす術なく、ストロークが好調のエナンに6−2で取られた。モレスモのほうが背が高く体格もいいのだが、エナンのほうがパワフルなショットを連発してこのまま第2セットも取るように思われた。
 しかし、第2セットからエナンのフォアのストロークにミスが目立ち始める。理由の1つとしては、決勝戦までくるとコートの状態が初日とは変わり、芝がところどころ剥げてボールが不規則にバウンドすることがある。そしてもう1つは、モレスモが第2セットからスライスを多用した効果が現われたからと思われる。スライスは芝では特に高くはねない。エナンは厚いグリップで強打するため、ある程度の高さで打つのが自然なスイングなのだが、通常より低い打点で打つことを強いられたために、コート内に入れるためボールの回転を多くしよう振り過ぎてストロークの感覚が狂ってしまったようだった。エナンをそうさせたのはモレスモの他のショットの調子が上がったからでもある(あまりリーチが長くないエナンに対してサイドに逃げていくスライスサーブも特に有効だった)。第2セットは6−3でモレスモが取った。
 第3セットの序盤でエナンはファオハンドストークのミスを連発して1−3で第5ゲームのサービスゲームを迎えた。自分のファオの感覚が戻っていないと判断したエナンは、ここでサービスダッシュとネットダッシュを繰り返して、デュースでのポイントを含めた5ポイントのうち4ポイントをボレーで取った(残りの1ポイントは相手のミス)。このボレーが素晴らしくて驚かされた。ネットが不慣れなストローカーが打つボテ、ドスというボレーではなくネットプレーヤーらしく相手の逆をとるようなボレーを確実に打っていた。しかも状況としてはかなり追い詰められていたプレッシャーがかかっている場面なので非常に安定したボレーの技術をもっていることがわかる。公証1メートル68センチ(もう少し低く見える)のエナンはリーチが長いとは言えず、ネットプレーでは絶対的な難しさがあるのだが、果敢にプレーしたガッツにも敬服する。
 このゲームはエナンがキープしたが、結局6−4で第3セットはモレスモが取り、試合は終わった。最後のポイントはエナンのフォアハンドストロークがネットした。得意のストロークが戻らなかったエナンは勝てなかった。しかし当方には、第3セット第5ゲームでエナンが見せた精神力と素晴らしいネットプレーが最も印象に残った。あと7センチ背が高くモレスモと同じ1メートル75センチであったならば、エナンがグランドスラムを達成するのは容易ではないかと思う(現状でも可能性あり、がんばれエナン)。 

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