君よ憤怒の河を渡れ

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zoom RSS 09 BNLイタリア国際決勝 ナダルVSジョコビッチ

<<   作成日時 : 2009/05/05 00:45   >>

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 モンテカルロ(4/12-19)、バルセロナ(4/20-26)とクレーコートで連続優勝したナダルと、前年優勝者のジョコビッチの決勝(5/3)を見た。
  ジョコビッチは長い腕で大きめのラケットを振り回しているのだが、バランス感覚が良いのか、まるでダンサーがターンでもしているような優雅さを感じる打ち方に見えた。しかし、そのストロークは威力があり、ナダルと互角の打ち合いを繰り広げた。第1セットは、ナダルが5-4で迎えたサーブをブレイクされた後に、11、12ゲームとブレイクが続く予想外の展開でタイブレークに入る。ナダルはミスショットが目立ったのだが、3週連続決勝進出の疲れがあったのだろうか。また本大会が行われたローマは、同じクレーでも柔らかくてバウンドが落ち着くモンテカルトと違い、「ファンキーなバウンド」があるとナダルが言っていたと紹介されていたので、その影響があったのかもしれない。
 ジョコビッチは、第1セットの中盤で2度ほどラケットを叩きつけそうになったが思いとどまった。しかし3度目は軽めに叩きつけ、その後に第11ゲームをブレイクされた時にはラケットが折れ曲がるほどの強打をみせた。またタイブレークも含めて、第1セットで4,5回、ベースライン際からのドロップショットを試みていた。このうち最後の3回はネットにかけたのだが、特に2回目のミスショットはいただけなかった。タイブレークの第1ポイントを自分のサーブでポイントしたジョコビッチが、2ポイント目はストロークの打ち合いでナダルから甘い返球を引き出した。ネットに出ていれば、ポイントがとれる可能性が非常に高いチャンスだったのだが、ジョコビッチは躊躇してしまう。そして次の返球に対してドロップショットを試みてポイントを失った。チャンスボールを返球した時の彼の悔しそうな様子から、ドロップショットを選択した判断には、その前のチャンスボールを逃した後悔が影響していたはずだ。外部のいろいろな状況から判断しなければならない勝負事では、自分のミスを早急に取り戻したいという気分に支配された判断は禁物と思う。なお、その後もドロップショットを1度試みたジョコビッチは2-7でタイブレークを失った。
 ちなみにジョコビッチは第2セットの第4ゲームにも、ベースライン際からのドロップショットを試みて、その後の対応も良くポイントを取ることができた。この時の彼の様子は、両手を大きく広げて天を仰ぎ、まるで神に感謝でもしているかのようであった。第2セットは第4ゲームまでは両者サービスキープできたが、その後ナダルが4ゲーム連取して優勝を決めた。

 ネットプレーでの判断も含めて、ジョコビッチのプレーは才気あふれるものだったと思う。ラケットを叩きつけるような感情の振幅があり、試合中でありながら1つのショットの精度の確認を優先するような選択をしながらも、ランキング3位にいるというのは、潜在能力が高いのだろう。最後の勝利の瞬間しかアタマにないかのように集中しているナダルと対照的ではあるが。

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