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zoom RSS 09 全仏男子決勝 フェデラーVSソダーリング

<<   作成日時 : 2009/06/18 01:16   >>

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 フェデラーが、ナダルを破ったソダーリングに6−1、7−6(1)、6−4で勝った試合の録画を見ることができた。

 ソダーリングのサーブで始まった試合は、最初の2ポイントがソダーリングのダブルバックハンドのミスショットでフェデラーに奪われた。最初のポイントは3本ほどバックのダウンザラインを続けたソダーリングがセンターよりの位置から、次のバックハンドストロークを早いタイミングでクロスに決めようとしたのだが、フェデラーからの返球のスピンの量が多くて予想より高く跳ねたため、コート内に収めることができないミスショットになった。フェデラーが意識的にミスショットを誘ったのならかなり高度なプレーといえるだろう。2ポイント目はフェデラーがクロスの浅めに入れたスライスを、前進してダブルバックハンドでダウンザラインを狙ったソダーリングのショットが長すぎてアウトになった。これは定番とも言える攻め手だが、前のポイントの組み合わせとして見るとソダーリングのバックを封じるには良いスタートだったと思う。この第1ゲームの最終ポイントはダブルフォールトで、フェデラーにブレイクされたのだが、フェデラーの揺さぶりがあったとしても、ソダーリングの試合前の準備が十分でなく、試合への入り方も落ち着きに欠けていたという印象をもった。さらに第2ゲームでは、フェデラーにドロップショットで2つもポイントを決められるという有様で翻弄されているようだった。
 第1セットで、ソダーリングを悩ませたことが2つあったように思う。1つは彼がベースラインのセンター付近からクロスのコーナーに狙った(自信をもっていると思われる)フォアハンドショットを、フェデラーにスピンが多いフォアをショートクロス気味に返されるショットで、まったく対応できていなかった。それほどじっくりと構えて打っているわけではないのだが、通常のフォアと打ち方の判別が難しく、フェデラーのテクニックを感じさせた。もう1つはソダーリングがコーナーに入れたサーブを的確にリターンされたことだろう。おそらくは甘いリターンがくるだろうと予想されるようなサーブを入れても足元のベースライン際に速めのリターンが返ってきて対応できないケースも見られた。そのため、ソダーリングは却ってベースライン際へのフォアの強打と、コーナーを狙ったサーブにこだわりすぎた。その結果が第1セット1−6のスコアになったように思う。

 第2セットになると、ソダーリングはストロークでは回転数の多いショートクロス気味のフォアを、またサーブではフェデラーの体を狙うボディサーブを交えるようなる。さらに第2セット終盤にはフェデラーのドロップショットを切り返してエースも決めることができるようにもなった(あんなに頻繁にドロップショットが決まるのは相手が注意不足だからだろう)。落ち着きを取り戻したと思われるソダーリングが6ゲームオールのタイブレークにもちこんだが、1−7で失う。ソダーリングのサーブで始まったこのタイブレークでフェデラーは4本のサービスエースを決めたのだが、これは自分のサーブすべてをエースでポイントしたことになる。盛り返してきたソダーリングにセットを与えることの危険性から、フェデラーが勝負どころと考えて集中したように見えた。
 第3セットは序盤でブレークを許したソダーリングが粘り、4−5の第10ゲームでブレークバックのチャンスをつかんだのだが、そのまま押し切られて試合は終わった。

 試合後の会見で、ソダーリングは「今日は調子が悪いと思っていたが、今はフェデラーにそうさせられたのだということがわかっている」と言っていたが、第1セット第1ゲームのダブルフォルトと、第2ゲームのドロップショットへの対応は対戦相手とはあまり関係ないように思う。

 ナダルが相手ではなかったが、接戦を勝ち抜いて初の全仏優勝を成し遂げたフェデラーは見事だった。ナダルと対戦しなかったことを忘れさせるようなプレーぶりで、全仏タイトルの価値を損なうことはなかった。

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