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zoom RSS 09 全米男子 フェデラーVSソダーリング

<<   作成日時 : 2009/09/15 03:37   >>

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 準々決勝で顔を合わせた2人だが、強力なサーブとストロークで高い潜在能力を見せるソダーリングと、手堅いプレーで勝利を重ねるフェデラーの対戦は興味をそそる。結果は6-0、6-3、6-7(6-8)、7-6(8-6)でフェデラーが勝ったが見応えある一戦だった。
 第1セット第1ゲームのフェデラーのサーブで、ソダーリングはブレイクポイントを2つ迎えたが、キープを許すと1ゲームを取れずにセットを取られた。フェデラーのドロップショットを丁寧なパスで抜いたり、ネットに出たソダーリングがロブで頭を抜かれた時も、戻っている間にネットへ出たフェデラーの足元をストロークで突いてから、ロブで抜き返してポイントを取るなど、個々のプレーを見るとソダーリングをそれほど悪くなかったように思えた。しかし、試合開始時から吹いていた強風が、トスを高くあげるソダーリングのサーブとテイクバックの大きいフォアハンドに影響を与えた。第1セットの1stサーブの確率が71%ながら、ポイント取得率が33%(12本中4本)で、エースがゼロという数字は彼がサーブを入れに行った結果である。3つのブレイクポイントを全て取ったフェデラーが25分で第1セットを奪った。
 第2セットのお互いにサービスゲームをキープしてフェデラーの3-2で休憩に入ったが、ソダーリングは自分のミスショットに我慢できなくなったのか、イスに座るとラケットを右下にあるバッグに叩きつけ、続けて左横にあるイスにタオルを投げつけていた。第6ゲームでフェデラーにブレイクを許して、5-2で迎えた第8ゲームでダブルフォルトを記録すると怒りが爆発したのか、ソダーリングはコートにラケットを叩きつけて変形させた。「よーし、よくやったソダーリング」と当方は思った。マナーとしてはよくないが、潜在能力を発揮するためには闘争心も必要だ。その後はサービスゲームのキープが続いて6-3でフェデラーが第2セットも取った。
 しかし、第3セットになるとそれまで強く吹いていた風が収まったのも幸いしたのか、ソダーリングの威力あるサーブとフォアが決まり始めてサービスキープが続いて6-6からタイブレークに入る。2つのミニブレイクでソダーリングの2-5となるが、サービスポイントを2本決めて4-5とすると、ストロークで打ち勝って4ポイントを取り8-6で第3セットを奪った。第2セットまで静かだった観客も盛り上がり ”Come on Robin !"というソダーリングを応援する野太い声もあがっていた。
第4セットもサービスキープが続き6-6でタイブレークとなった。ソダーリングがサービスエースを2本続けて決めて、6-5でセットポイントもつかんだのだが、その後3ポイント続けてストロークアウトで失いゲームセットとなった。

 強風の中で比較的質の高いプレーをするフェデラーの能力もすばらしいが、第3、第4セットのソダーリングの自信にあふれたプレーぶりが非常に印象に残った。サービスゲーム40-0からのファーストサーブで、フェデラーがフラットサービスを予測しているであろうところに、セカンドサーブのようなスピンサーブを入れてから返球をバックハンドへスライスを送り、フェデラーの返球がスライスと見てとるとネットに出て逆クロスにボレーを決めていた。このような遊び心があるプレーも彼の自信の表れと思う。
 試合が終了してネットで握手をする時にはフェデラーに朗らかそうに何度か声をかけていた。
 
 試合後の会見でソダーリングは、「彼に勝つことはできると思う。 もちろん簡単ではないけれども、今日のようにひどく調子が悪い日でも、あと1ポイントで2セットオールにできたのだから」と言っていた。09年の全英で負けてフェデラーに12連敗を記録した後に、何ならフェデラーに勝てると思うかと聞かれて、「マラソンなら簡単に勝てると思うよ、得意なんだ」と答えたそうだが、今回のコメントは比較的、次回の対戦への期待が持てるものと言えるだろう。

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