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zoom RSS 10 全仏テニス 女子 クルム伊達VSグロス

<<   作成日時 : 2010/05/28 03:10   >>

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 1回戦で元世界ランク1位のサフィーナを破った伊達だが、2回戦は0−6、3−6でオーストラリアのグロスに敗退した。グロスは、劣勢になった時のショットに難はあるが、サーブ、ストロークともスピードとパワーが感じられた。伊達は明らかに右足ふくらはぎの状態が悪く、フットワークも良くなかった。

 第1セットでグロスはフットワークが悪い選手に対してやるべきことをやり、その結果が6−0のスコアになった。具体的には、ストロークをコーナーに散らしたのだが、それだけで伊達にはかなりの負担になったと思う。さらにグロスはストロークとリターンで各1つ、計2つのドロップショットを放ち、伊達は全くボールを追えなかった。
 第2セットのグロスは多少安心したのかもしれないが2−2の第5ゲームでは、伊達のサーブに対するリターンが多少当たりが悪く、ドロップショットのようになりポイントが取れた時に、伊達に対して手をあげていた。ショットがネットに当たって相手コートに入った時に、そのような動作をするのはよく見る。しかし、今回のは初めて見た。足が調子が悪い伊達に対する配慮だとしたら、グロスのスポーツマンシップに感心すると同時に、伊達の状態を自らが必死にプレイして対応するレベルとは感じていなかったということが想像できる。しかし、これは選手にとっては危険なことだろう。1回戦で伊達に敗れたサフィーナは、試合後の会見で自分の体調について「体調については相手より状態は良かった、相手はケイレンを起こしていたから」と言い、「ケイレンを起こしている相手に注意がいって、自分がするべきことを考えられなかった」と分析していた。
 しかし、グロスは第2セットの第9ゲームでのファーストポイントをドロップショットで奪い、自分のするべきことを把握していることが感じられた。このゲームで何度かのデュースの後に試合は終了した。試合終了後のグロスは一瞬笑顔を見せたのだが、すぐに試合中と同じ表情に戻して伊達と握手をした。ランキング107位のグロスがグランドスラムの3回戦に進むのに相応の喜びを抑えたのは対戦相手に対する心遣いと感じられて、プレーヤーとしての勝負への集中と相手に対する敬意を忘れない振る舞いに感心した。

 伊達について言うならば、彼女は勝負師でありコート上で相手に対して容赦することはない。相手の弱点を見つければそこを遠慮なく突くだろう。そして、それが例え自分のケガに対する相手の動揺からくるプレーの変化であっても、それを見逃すことはない。第1回戦で伊達に敗れたサフィーナは、元世界ランク1位ではあるが最近は腰痛による休養から復帰したばかりで、最悪の状態だった。第1セットを先取した後に、盛り返された第2セット終盤ではカンシャク玉を爆発させて1セットオールのタイにされたが、そこでまた集中を高めて第3セット序盤はリードするなど彼女の心の動きが感じられるような試合展開だった。それだけに第3セット終盤で伊達がいる位置にストロークを返しては振り回されていたり、ストロークでありえないようなバックアウトを繰り返した様子は全く無惨だった。相手のサーブをブレイクしてリードした後に逆転されてセットを失うことが多いことからも、サフィーナにメンタル面で問題があるのは明らかだ。彼女を精神的に安定させるには、フットワークも改善して安定感のあるストロークに自信をもてるようにすることが必要だと思う。肝心な時にコートの真ん中に集めたり、明らかなバックアウトを繰り返すのはストロークに自信がもてないからであろう。 
 

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プラダ トート
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