君よ憤怒の河を渡れ

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zoom RSS 11 全豪テニス男子決勝 マレーVSジョコビッチ

<<   作成日時 : 2011/01/31 02:37   >>

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 試合前の記念撮影で9歳の男の子とならんで3人で笑顔を浮かべているシーンがまるで少年が3人並んでいるように感じた。フェデラーの抜け目ないプレーぶりやナダルの勝利へのあくなき執念と比べると、どうもこの2人は親しみやすいとでも言ったらいいのだろうか、あまり非情な感じがしない。
 マレーは準々決勝のドルゴポロフ戦では、カウンターがうまい相手に対してスライスを使って有利に試合を進めていたが、最後はむきになって強打して危うい場面を見せた。また準決勝のフェレール戦では20打、30打のラリーは当たり前とばかりに、攻撃的なショットを減らして、つきあいの良いところを見せていた。前年の全豪決勝のフェデラー戦でも感じたが、すばらしいショットがありながら、非効率的な試合運びでそれを生かしきれていないように思う。対するジョコビッチは、試合よりも自分のショットの精度にこだわるようなプレーぶりで、サービス精神が旺盛な点も悪く作用していたのか、淡泊な試合が多かったように思う。
  
 試合結果は、6−4、6−2、6−3のストレートででジョコビッチが、3年ぶりの優勝を遂げたが、見どころは多かった。第1セットの第2ゲームは4,5回のデュースの末にマレーがサーブをキープすると、第3ゲームはサーブのジョコッビッチが、ファーストポイントをドロップショットのミスで失いながら、すぐに同じようなドロップショットを試みるも深く返されてロブを上げるが、これをマレーがバックアウトするという決勝戦という緊張が解けていないかのようなプレーも含めて、デュースの後にキープする。最初の3ゲームが終わった時点で24分もかかり、この試合は一体何時間かかるのだろうかと想像させてくれた(実際の試合時間は3時間弱だった)。双方のサービスキープで迎えた第10ゲームの最初のポイントでマレーがダブルフォルトを犯してからブレークされて第1セットを失う。
 ジョコビッチ陣営の席には、知らない人がみたら女優ではないかと思うであろうドレスアップしたイヴァノビッチが金色の大きな耳飾りを揺らしていた。一方のマレー陣営の席には、マレーの母が胸のあたりに海賊マークのドクロが大きく描かれた黒っぽいパーカーを着て応援しており、観客および視聴者の目を楽しませてくれた。

 第2セットはジョコビッチの5−0で迎えた第6ゲームをマレーがキープした後で、第7ゲームはブレイクしたのだが、第8ゲームをブレイクされて第2セットも失う。第3セットは第4ゲームまでサービスゲームのブレイクが続く緊迫した展開だったが、ジョコビッチの驚異的なカバーリングに対抗できなかったマレーが3−6で失った。マレーが放つ角度がついた強打を時には開脚しながら返すジョコビッチの粘り強いプレーは、見る者にこれは全豪ではなくフレンチオープンではないかと思わせるほど素晴らしかった。全米につづいて今大会もフェデラーを破ったジョコビッチの安定したプレーに比べて、勝負どころでうまくプレーできないマレーの非効率的な試合運びは今年も全豪では改善されなかったように思う。

 試合終了後のジョコビッチはまずラケットを観客席に投げ入れ、その後リストバンド、タオル、シャツ、シューズを次々と投げ入れて喜びを爆発させたが、スピーチでは、オーストラリアの洪水被害への寄付について触れて配慮を見せた。そして退場時には、サービス精神を発揮して多くのファンのサインの求めに応じていた。 

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