君よ憤怒の河を渡れ

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zoom RSS 06 全英テニス アガシVSナダル(2セットまで)

<<   作成日時 : 2006/07/02 23:42   >>

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 今回で全英テニスの出場を最後にすると表明しているアガシの試合を観た。対戦相手のナダルは本年の全仏を制覇した野性味溢れるサウスポーで熱戦が展開された。
 引退間際とはいえアガシの早いタイミングで打つ強烈なストロークは健在で、ナダルの厚いグリップのフォア側への深いショットを中心に攻めていた。対するナダルは、絶対に取れないだろうと思われるボールに追いつく脚力(もちろん読みも合わせて)と、強烈なトップスピンのフォアハンドとダブルバックハンド、またギリギリに追いついたときに多用するファオとバックのスライスショットで応した。
 第1セットはタイブレークでナダルが取ったが、タイブレークでのポイントはセットポイントの前のナダルのラストショットだったと思う。アガシのショットでフォア側に走ってギリギリで追いついたと思われたナダルは、それまで全てスライスで返していたところをトップスピンで振りぬきネットに出たアガシのクロスを抜いた。おそらくはアガシも驚いたことだろう。
 信じられないようなことなのだが、ナダルのフォアハンドは普通のスロー再生では見えない。それくらい腕の振りが速い(巨人の星、オズマの見えないスイングのようだ)。副音声(主音声のアナウンサーは興ざめなので)によると、ここ数年のラケット製造の技術的な進歩により、軽くスイートスポットの大きいラケットが開発されたためナダルのようなプレースタイルが可能になったのだそうだ。
 ナダルの常識外れのコートカバーリングとショットで、より攻撃的なショットを打ちにいかざると得なくなったアガシのミスショットも増え出した第2セットは6−2でナダルが取った。夜遅く翌日の所用もあるため、当方はここで観るのをやめた。しかしその後に起きたことは大体想像ができる。
 1992年にウインブルドンで初優勝したアガシは準決勝で引退間際のマッケンローを3−0で下した。この試合でマッケンローは引退間際とはいえ彼の技術と戦略の全て使ったと思うのだが、当時の常識を覆えすようなアガシのショットにより敗れ去った。しかしマッケンローは、アガシの強烈なリターンに苦渋をなめさせられながらも、サーブ&ボレーをやめることなく堂々とコートを後にした。おそらくはアガシも当時のマッケローと同じように彼のプレースタイルを貫いて試合終了を迎え、スタンディングオーベイションの中、コートを去るだろう。チャンピオンの誇りを人々の胸に残して。
 

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